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【郝毅博と学ぶ英語】香港のセントラル占拠

2014年10月30日
【郝毅博と学ぶ英語】香港のセントラル占拠

 

【新唐人2014年10月30日】

皆さん こんにちは。「外人の英語レッスン」へようこそ。郝毅博です。

 

今回は私の故郷「香港」に関する話です。香港が今直面している状況は皆さんもご存知だと思います。

 

学生と市民が「中環」を占拠しています。香港警察の排除行為は行き過ぎだと考えられています。カンフー映画の観過ぎ?明朝の将軍と闘っているとでも思っているのでしょうか。

 

我々も香港に関する映像を作る予定ですが、その前に香港関連の英語を紹介しましょう。香港は「former British colony」、元英国植民地です。香港の英語名は「Hong Kong」。これは広東語の発音から来ているかと?実は違うのです。広東語の発音は「ホンゴン」。私が思うには、19世紀の英国人が「香港」と聞いて、船に乗って英国に帰りました。数週間も船に乗って英国に着いた時には、正確な発音を忘れてしまいました。ヴィクトリア女王が彼らに聞きます。「What is our colony in Asia called?」「我々のアジアの植民地の名前は?」彼らは「Hong・・・Kong」と答えました。これは英国風広東語といわれるでしょう。

 

1997年 香港は中国に返還されました。英語では「the Hong kong Handover」。返還された後、香港は中国の特別行政区になりました。「A Special Administrative Region of China」。これが英国人と中華人民共和国が締結した協議「One Country Two Systems」、「一国二制度」なのです。「一国二制度」政策の下で、香港のBasic Law 基本法は「Cannot be Changed for 50 Years」、「50年不変」と定められました。

 

英国は香港が民主主義方向への発展を望んでおり、香港市民も2017年には普通選挙「Universal Suffrage」が実現し、市民が自分たちの行政長官Chief Executiveを選出できることを望んでいました。しかし中共の全人代が香港市民が提出した普通選挙方案を否決しました。全人代の決議に基づくと、立候補者はまず指名委員会を通過する必要があります。皆さんもご存知のように、中共は必ずこのプロセスで普通選挙に干渉してきます。だから、誰が香港を救うのでしょうか。

 

バットマン?いいえ。彼はスーパーマンと映画撮影に忙しいのです。

 

幸い香港には多くの勇敢な若者がおり、Occupy Central セントラル占拠運動を始めました。「セントラル占拠」はニューヨークのOccupy Wall Street 「ウォール街占拠」とよく似ています。この2つはいずれも「Civil Disobedience」、

公民不服従運動です。公共利益のために、違法になる可能性のある抗議を行うのです。しかしこの種の「Civil Disobedience」は通常は平和的です。人に危害を与えたりしません。報道によると、「セントラル占拠」も平和的です。しかし警察の反応は極めて暴力的で、「teargas grenades」、催涙弾を使ってデモ参加者を退散させようとしました。

 

But their plan (しかし彼らの計画は)backfired(逆効果)。香港政府の行為は逆効果をもたらしました。国際輿論の批判を受けただけでなく、デモ参加者たちはさらに意志を堅めました。ある人は「これは中国香港の最も暗黒な夜だが、香港人の最も美しい一日でもある」と言いました。

 

本日はここまで。もしあなたが今香港の「セントラル占拠」現場にいるなら、どうか安全に気をつけて下さい。

 

また次回お会いしましょう。

 

(翻訳/坂本 映像編集/坂本)

 

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