【新唐人日本2011年3月13日付ニュース】中国・雲南省盈江県で、3月10日の昼、12時58分にマグニチュード5.8の地震が発生。当局によると、10日の19時半までですでに24人が死亡、207人が負傷、多くの家屋が倒壊しました。多くの住民は余震におびえています。
3月10日、12時58分、雲南省の盈江県でマグニチュード5.8の地震が発生。震源は北緯24.7度、東経97.9度。震源の深さは約10キロです。
雲南省地震観測センター 職員
「10時58分にＭ5.8の地震が起こり、家屋が倒れました。まだ統計中です」
地元住民によると、地震発生後、町全体が停電になり、スーパーや旅館も倒壊したそうです。
盈江県住民
「70～80％の建物が被害を受け、旅館、スーパーも倒壊、救出活動中です」
また、マスコミ報道にはウソがあると指摘する声も上がっています。
盈江県住民 沈さん
「建物が倒れ、我が家も壊れました。古い家は崩れ、新築も裂けています。死者は多いでしょう。マスコミ報道はウソでしょう。生き埋めがいないなんて、救出隊員も怖いのでしょう」
当局の資料によると、1月1日12時から2月19日14時までで、盈江県では合わせて1,146回も地震が起きています。
盈江県住民 沈さん
「去年の10月頃から、小地震が1000回以上、正月のころは毎日でした。あの時家が裂けたので、驚きました」
盈江県は雲南省の西部、ヒマラヤ山脈の地震地帯にあります。雲南省は、地震の多発地域で、人口は20万人余りです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/03/10/a502938.html.-雲南盈江5.8級地震-民眾透露救災不力.html#video
