【新唐人2015年02月23日】アメリカのワシントンポストは先日、社説の中で、中共は自国民が外国のサイトにアクセスするのを阻止するため、検閲システムを築いて情報を遮断していると指摘しました。社説はアメリカの国会に、中国のネット封鎖を突き破るソフトウェアの開発とその拡散に対して、さらなる支持を与えるべきだと訴えました。
ワシントンポストは社説の中で、デジタル革命とインターネットの発展によって、情報をもっと速く、もっと広範囲に伝えるようになったが、独裁国家は依然情報統制に全力を尽くしている。中でも中国はこの面において、他の国をはるかにしのいでいると伝えました。
中共は巨額を投じてインターネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」を築いてネット上の情報を審査・検閲し、民衆がGoogle、ツイッター、ユーチューブなどにアクセスするのを阻止しています。さらに最近は、新たな統制方法を発明し、ほとんどのVPNサービスを遮断しています。
社説は、中共の目的は「自由を制限する」ことにあるが、インターネットの自由によって人々が中共の統治に疑問を持つのを恐れていると指摘。しかし、このようなことをすればするほど、中共はさらに孤立するだけです。
社説はまた、中国のネット封鎖を突き破るソフトの開発はとても良いアイディアで、アメリカはもっと多くの支持を与えるべきだと呼びかけました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/17/a1178283.html(中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)