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香港の「千万富豪」5.6万人 1割が移民希望

2015年03月27日

【新唐人2015年03月27日】香港は世界でも金持ちが最も多い場所のひとつです。ある調査によると、香港には1000万香港ドル以上の資産を持つ「千万富豪」が5万6千人もいるそうですが、最年少は25歳、最年長は79歳です。この中の1割は、カナダやイギリスなどへの移民を考えているとのことです。

 

シティバンク銀行が24日に発表した調査報告によると、2014年、香港の「100万香港ドル以上の資産を持つ富豪」は約70万人で、2013年に比べ3万人減っています。この中で資産が1000万香港ドルを超える富豪は5万6千人で、最年少は25歳です。成人100人に1人が「千万富豪」という計算になりますが、半数近くはすでに定年退職しています。

 

シティバンク銀行小売銀行業務主管 伍燕儀さん

「『千万富豪』の平均年齢は58歳で、彼らが最初に100万香港ドルを稼いだのは?平均33歳の時にすでに100万香港ドルを稼いでいます」

 

この他、約11%の千万富豪は5年以内の移民を計画しており、移民先はイギリスとカナダが人気だそうです。アジア地区では台湾が最も人気があるとのことです。

 

シティバンク銀行小売銀行業務主管 伍燕儀さん

「彼らは子供の進学に便利で、教育制度が国際化している国を好みます。台湾は最近比較的人気が出ています。文化と地域的な要素から、移民したい香港人にとって、ある程度の魅力があります」

 

調査によると、富裕層は普遍的に満足を感じているものの、子供の進学などを最も心配しています。富裕層のおよそ5割は、子供をインターナショナルスクール或いは海外に送り出しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/25/a1186794.html (中国語)         

(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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