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ダムで村が水没 支援を望む被災者が弾圧される

2015年05月27日

【新唐人2015年05月27日】湖南省永州市では、連日の豪雨により、5月20日、ダムの一帯で洪水が起こり、大量の家屋が水没しました。土砂にのみ込まれた村もあります。23日、家を失った被災者が政府に援助を求めたところ、警察に弾圧されました。

 

20日、連日の豪雨により、涔天河(しんてんが)ダムの水位は、わずか数時間で数メートルも上昇しました。付近の村では山崩れで多くの死傷者が出ましたが、政府は、死者は2人だけだと発表しました。

 

被災者 陳さん

「涔天河ダムは国の130億元以上の投資を受け、拡張されました。洪水になって、家に帰れない人や溺死した人、行方不明者が大勢います。水口鎮の住民は皆 死にました」

 

23日、家を失った被災者が政府に援助を求めたところ、警察に弾圧されました。

 

被災者 陳さん

「数百人は逮捕されました。住む場所がないので、通りで寝たら、追い払われました。そこで政府に援助を求めたのです」

 

これほどの洪水が起こったのは、政府がダムを拡張しすぎたためではないかと被災者は考えています。

 

被災者 陳さん

「移転した住民は少なくとも数千人います。ダムはかなり以前に着工しました。ダムが大きすぎるので、放水する時、一気に水がはけず、あふれるはずです。一部地域は水没しました。ダムのほうは封鎖されています」

 

県政府付近の店主 王さん

「川のそばに住んでいて、浸水しました。水門を開いたことと関係あるはずです」

 

被災者によると、一帯はまだ停電していますが、政府やメディアは情報を封鎖しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/25/a1199147.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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