【新唐人2015年06月21日】高騰を続けていた中国株は、先週末、急落しました。これについて、クレディ・スイスのアナリストは、中国株のバブル崩壊は時間の問題だと述べました。
今年の初めからわずか半年の間に、上海と深センの株式総合指数は60%も上昇しました。これについて、クレディ・スイスのアナリストは、短中期的に見ると、中国はデフレのリスクだけでなく、バブル崩壊の大きなリスクにも直面していると述べました。
クレディ・スイス中国担当責任者 陳昌華さん
「中小企業・ベンチャー企業株はリスク大です。株価収益率は2006~2007年の水準ですが、利潤はずっと減りました。バブル崩壊は時間の問題です」
陳(ちん)さんは、もし株価が急落すれば、利下げや預金準備率の引き下げがいっそう加速し、人民元の価値は今後1年で3%~5%、下がるだろうと予測しました。
また、メリルリンチのアナリストは、中国の株や不動産は、「1990年代末期のITバブル以来、最大のバブルだ」と表現し、いったんバブルがはじければ、中国株は20%~30%下落すると分析しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150619/video/151000.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)