【新唐人2015年06月22日】6月18日からイスラム教の年に一度のラマダン(絶食月)が始まりましたが、新疆ウイグル自治区のホータンとカシュガル地区では、立て続けに警察と住民の衝突事件が発生。11人が死亡したと伝えられています。現地では現在、厳戒態勢に突入しているとのことです。
AFP通信は地元住民の話として、カシュガル地区には19日から武装した軍隊や警察が大量に集結し、タクシーやオートバイなどは全て検問対象となっていると伝えています。地元当局は飲食店に対し、ラマダン期間中でも通常営業を要求しており、公務員、学生、教師などにもラマダへの参加を禁じています。
世界ウイグル会議のスポークスマン、デリシャット・レシット氏は当局の過度な武力使用を疑問視し、停止を求めています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150621/video/151085.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)