【新唐人2015年07月25日】中共当局による人権派弁護士の大規模逮捕はいまだ続いており、すでに２４２人が拘束されました。これに対して２０日、陳情者十数人が北京で横断幕を掲げて、大々的に抗議を行いました。
２１日午前、河南（かなん）省の陳情者・聶麗娜（じょう れいな）さんは、人権派弁護士の大規模逮捕に陳情者は絶望を覚えていると語りました。
２０日と１５日の昼、陳情者十数人が北京で横断幕を掲げ、弁護士の救出と陳情者の境遇に注目するよう国際社会に訴えました。
河南省陳情者・聶麗娜さん
「今弁護士へ締め付けがすさまじいですが、私たちはこのような行動で、国際社会に注目してもらうほか何もできません」
聶麗娜さんは、「これほど多くの弁護士が逮捕されてしまったら、今後は誰が陳情者を助けてくれるのだろうか」と不安を語りました。
河南省陳情者・聶麗娜さん
「私たちのようなお金も後ろ盾もない弱者は、陳情するほかありません。人権派弁護士は無私の心で助けてくれました。弱者の声を代弁することが間違いなのでしょうか？」
聶麗娜さんはさらに、「大規模逮捕に陳情者は怒りを抱いているものの、当局に逮捕される恐れがあるので、慎重になっている」と話しました。
江蘇省の陳情者
「当局が人民を抑圧する中、正義感のある弁護士が立ち上がれば、すぐに弾圧されます」
江蘇（こうそ）省の陳情者・戈覚平（か かくへい）さんは、人権派弁護士を応援したところ、警察に召喚されましたが、応じなかったため、自宅を警察に監視されています。
江蘇省の陳情者・戈覚平さん
「今日も階下にはパトカー２台、一般車両４～５台が止まっており、約２０人が私の住む棟を包囲し、監視しています」
戈覚平さんは、弱者を守る人権派弁護士を一斉逮捕しても、逆に大規模な抗議を招くだけだと話しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150721/video/152877.html（中国語）
（翻訳/赤平 ナレーター/大口 映像編集/李）
