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人権最良時期?民衆が迫害暴露

2011年04月15日

 

【新唐人2011年4月16日付ニュース】最近、国連や欧米諸国は相次ぎ中国の人権侵害を非難しました。中国外務省は、“中国の人民は自由と権利を享受している”と反論し、国務院はアメリカの人権状況を悪評しました。同じ時、多くの市民が自身の経歴をもって、当局の人権侵害を暴きました。
 
中国外務省のスポークスマンは9日、中国政府は人権の保障を重要視していると公言。同じとき、山東省の陳情者盛(せい)さんは、北京に陳情に行ったとき、地元当局に拉致され、やみ刑務所で虐待を受けたことを暴露しました。
 
山東省の陳情者 盛巧斌
「最も野蛮な方法で、強盗のような方法で、私を拉致して旅館に連行しました。そこでひどく殴打され、13日間何も食べていません。私の胃に管を挿しこみました。そのうち21歳の警察が私の腹部を6回も踏み鳴らしました。その後また踏み鳴らしました」
 
西安の異見者・付(ふ)さんは最近、会社にいても家にいても当局に監視され、両親や友人までがプレッシャを受けていると言います。
 
西安異見人士 付升
「私の毎日の出入りを記録します。上からの政治任務だそうです。我々が受け持ったリスク、我々が背負った圧力は両親や家族をも含めてです。友人らが来ても、国家安全局に呼び出され、取調べを受けます」
 
また、政府の腐敗を議論しただけで、警察に連行され、1ヶ月あまり拘束された人もいます。
 
陳情者 林さん
「世間話をしていました。今の国は腐敗し、行政も腐敗し、司法も腐敗し、陳情してもどの部門も、解決してくれないとするといきなり警察数人が来て、私を連行しました」
 
香港の“維権網”(いけんもう)は年度報告書の中で、“共産党当局はいわゆる敏感時期になる度に、人権活動家に対する締め付けを強化する。監視や拘束、さらには“強制的に失踪”させる。中国の人権状況、言論の自由への抑圧はさらに悪化している“、と指摘しました。
 
新唐人テレビがお送りしました。 

 

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