【新唐人2015年09月25日ニュース】
森の中で、頭上にある樹木たちを眺めて、こんな光景が見たことがありませんか。
たとえスペースが無くても、樹木たちは葉が重なることがなく、空を分割するように、互いに譲りあって、成長しています。この奇妙な現象は---〝Crown Shyness〞(樹冠の譲り合い)と言います。
この現象は、1920年に、既に学者によって発見されています。しかし、今でも、その原因は解明されていません。これは、熱帯地域でよく見られるフタバガキ科の樹木に見られる現象です。特に50メートルほど成長した巨大な樹木に最も見られやすい現象です。これらの樹木は、アジア地区熱帯雨林の代表的な樹木です。スマトラ、ボルネオ、マレー半島でよく見られます。
ファンタジーな感じがしませんか。編集者の私も、樹木の譲り合う精神に感動しています。
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(翻訳:小松)