【新唐人2015年10月24日付ニュース】
Apple社は20日、App store(アップストア)から256個のアプリを削除しました。これらのアプリは中国のモバイル広告プロバイダーのソフトを使用しており、ユーザーの個人情報を収集していました。
今回削除された256個のアプリの中には中国マクドナルドの公式アプリも含まれています。
Apple社の報告によると、これらのアプリには中国モバイル広告プロバイダー「Youmi(ヨウミイ)」が開発したサードパーティーのSDKが使用されており、ユーザーの電子メールアドレス、デバイスIDなど個人情報を収集していました。
ユーザーがこれらのアプリをインストールすると、ユーザーのメールアドレスとシリアルナンバーが特定のサーバーに送られます。これらのアプリは100万回近くダウンロードされており、被害を受けたユーザーが100万人近くいると考えられます。
感染した256個のアプリはほとんどが中国の開発者が作成したものでした。
「Youmi」はすでに今回の件について謝罪の意を表しており、現在対応を進めているそうです。
現在Appleは、「Youmi」のSDKを使用する開発者と、今後彼らが開発するアプリではApple社の開発規範を遵守することについて話し合いが進められています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/10/20/a1230826.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)