ある米国テレビ局が、37人の子供を招待し、彼らに自分と両親のほしいクリスマスプレゼントを聞き出した。間もなく、2組のプレゼントが子供の前に並べられ、一方は、自分が欲しいおもちゃ、ゲーム機、タブレットPCなど、もう一方は、両親の欲しがるコーヒーメーカー、テレビ、アクセサリー、腕時計など。子供達は、いずれかを選ぶか悩んでいた。一体、彼らはどう選択したのか?
結果は、驚く程一致した。37人の子供は、自分へのプレゼントが心の底から欲しいにもかかわらず、全員両親へのプレゼントを選んだ! その細かい理由はそれぞれだが、第一の理由は共通かつ単純ーただ両親へ育ててくれた恩に感謝したい、両親と家庭のほうを個人より優先したいというものだ。
結局、この難題回答の結末は、両親へのプレゼントを選んだ子供は、2組のプレゼントを全部得ることができるというものだ。それを知らせた子供達はみな泣いた。主催者への感謝のため、また、自分が正しい選択をしたとの感動でもある。
親たちも泣いた。子供が選んだプレゼントは家族のためだったからだ。
注目すべきことは、この子供たちの家庭は決して豊かとは言えないし、彼らはすべて「アトランタ市の男の子と女の子のクラブ」(Boys & Girls Club of Metro Atlanta)のメンバーで、83%は低収入家庭に属し、クリスマス・ツリーを買うお金さえもない家庭でもあったことだ。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/12/23/a1243094.html(中国語)
(翻訳/Ann)