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中国官員平均24億元以上汚職している?

2016年01月02日

【新唐人2016年1月2日ニュース】

 

中国会計検査院の統計によると、2015年、中国官員の腐敗金額は2500億元を越え、関連する官員は101人で、一人平均24億元も汚職しています。外部評論によると、実際の数字はさらに上回ります。

 

12月28日、中国会計検査院院長の劉家義(りゅう かぎ)氏が全国会議で、11月まで、2万人以上の官員に対し経済責任の会計審査を行い、うち、101人の汚職が明らかになり、他に関係者ら230名を司法関係と紀律検査機構に移送したと発表しました。

 

アメリカ・サウスカロライナ大学の謝田(しゃ でん)教授は、実際の数字は24億元を遥かに越えていると指摘しています。

 

サウスカロライナ大学教授 謝田氏

「通常は県レベルで何億から、10数億元を着服できるとしたら、国家中央レベルや省レベルですと、数百億や数千億も可能です」

 

中国当局の統計数字から見ても、相当驚いたと謝田氏は話しています。

 

サウスカロライナ大学教授 謝田氏

「7.5億元は1億あまりの米ドルに相当します。普通の国では、1億米ドルを汚職するにはとても考えがたいです。一億米ドルをさておき、一千万、何百万、何十万も難しいです。だから中国の検査システムや紀律、法律制度などは結局、嘘みたいなものだと分かります」

 

今年3月、中国の「両会(人民代表大会と政治協商会議)」会期中に、中国機関紙の『新華社(しんかしゃ)』は、2015年に中央企業に対し、全面的な調査を行うと報道しました。

 

中国会計審査院の董大勝(とう だいしょう)前副院長は「両会」で、現在は中国大陸の中央企業で4兆元を越える海外資金がまだ会計監督されていないと示しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/12/30/a1244333.html(中国語) 

(翻訳/顧 ナレーター/藤坂 映像編集/李)

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