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「東方之星」船沈没報告に懸念

2016年01月02日

【新唐人2016年1月2日ニュース】

 

442人の命を奪った中国重慶の客船「東方之星」の沈没事件から半年経ちました。先日、事故の調査報告が出ました。報告では事故は突発的な強対流天気と、船長の対応能力の不足によるものとしていましたが、沈没の原因は書かれていません。遺族は「天気のせいにするなら、同時に他の船も2艘運航していたが、なぜその船は無事なのか?」と疑問を投げかけています。「沈没した船は違反記録があり、政府の責任はどうなのか?」「43名の共産党員を処分するだけで、同じ悲劇を2度と繰り返さないことができるのか」などと疑問視されています。あるメディア人によると、被害者家族300~400世帯のなか、誰も中国版ツイッターのウェボーで事故に関する内容を発信することができませんでした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151231/video/163102.html(中国語)

(翻訳/顧 ナレーター/藤坂 映像編集/李)

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