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台湾選挙のキーワードは「若者」

2016年01月08日

【新唐人2016年1月8日ニュース】

 

台湾では、2014年の統一地方選挙に引き続き、今年の国会議員選挙でも若者の台頭が目立っています。日本の各メディアの報道では、台湾総統選挙のキーワードの一つに「若者」を挙げています。

 

4日付けのAFPニュースでは、「中国の内政干渉に不安を感じた若者たちが、台湾の為に出馬した」と報道されています。

 

NHK台北支局長田島則之氏は、「馬英九(ば えいきゅう)総統は、就任以来中国との交流を強めてきたが、その一方的で、急速な接近は、若者たちに強い不安感をもたらし、逆に台湾人としての意識を強める結果になった」と述べました。

 

NHKの報道によると、1992年から2014年まで、自分が台湾人だと考えている人が17.6%から60.6%に急上昇した一方、自分が中国人だと考えている人が、25.5%から3.5%に落ちています。

 

『毎日新聞』は、「昨年の学生運動は、台湾社会に広がる対中警戒感を噴出させ、11月の統一地方選での国民党の惨敗につながった」と分析し、「台湾の民主化運動を長年リードしてきた民進党にも課題をつきつけた」と報じました。

 

新唐人がお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160105/video/163442.html(中国語) 

(翻訳/顧 ナレーター萩野 映像編集/李)

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