【新唐人2016年3月15日】
11日、土曜日に、韓国浦項(ぽはん)市で、4か国共同の、史上最大の軍事演習が行われました。新唐人記者金燕(きん えん)の現場報道を見てみましょう。
水上爆弾が響き、AAV7水陸両用装甲車が、海岸に現れました。信号弾が発射され、海兵隊の精鋭が瞬時に上陸し、敵を攻撃する準備を整えました。
米韓合同軍事演習で「キーリゾルブ」「フォールイーグル」などのコードネームの演習規模は史上最大で、米韓合計1万2千の精鋭を派遣しました。今月、南シナ海でパトロールした空母「ジョン・ステニス」も参加しました。
韓国陸軍司令官李承都(い すんと)氏
「韓米両国の戦闘力で敵の陣営を共同攻撃し、最も重要なルートを確保する戦略を確実にします」
米国海兵遠征軍司令官ジェイソン氏
「共同訓練を通じて、我々はさらに強くなれます。強力な協力とパートナーシップを通じて、責任を果たし、この区域に平和と安定をもたらしたいです」
また、今回の演習は、米国、韓国、ニュージーランドとオーストラリア4か国で構成され、ニュージーランドは初参加で、オーストラリアも過去最大規模の参加となりました。
北朝鮮の核の脅威がきっかけで、朝鮮半島の緊張が高まっており、今回の合同軍事演習は注目されています。
米国の衛星、航空機が朝鮮の状況を常に監視しているなか、同じ日に、北朝鮮の小型潜水艦が沈没したと、米国のメディアが報道しました。潜水艦は故障が原因で沈没したと米国側は見ています。北朝鮮側からの遭難信号はありませんでした。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/13/a1257493.html (中国語)
(翻訳/小松 ナレーター/水田 映像編集/李)