【新唐人 2016年3月21日】
3月15日付台湾メディアによると、パリがゴミと犬の糞であまりに溢れてしまっていることから、パリ駐在の日本の旅行代理店は、パリがもう少しきれいになれば、観光客の客足も戻るのではないかと感じていた。
そこで、即実行に移す日本人。現地の9社にのぼる日本の旅行代理店と日本航空、パリの旅行協会は、共同で「クリーンタウン」イベントを発表した。3月13日から、毎週末従業員を派遣し、エッフェル塔等の有名な観光スポットにおいてゴミを拾い、都市をきれいな街にして、日本人観光客が更に訪れることを願う。
パリでは、毎日5000人もの清掃員が仕事をしているものの、それでも多くのゴミやたばこの吸い殻、犬の糞が捨てられており、清潔を好む日本人にとってこれは耐え難いことだ。
実際、2007年の初め、日本の環境団体「グリーンバード」が、定期的にパリの人気観光スポットに赴き、現地の人達と共に大通りを清掃して、みだりにゴミを捨てないよう人々に呼びかける活動をした。この環境団体は、スリランカ、アメリカのアナハイム、ノルウェーのベルゲン、イタリア、セネガルのダカール等においてもクリーンタウンイベントを開催している。
パリは、かねてより日本人の海外旅行先として第一位に選ばれており、去年は60万人近くの日本人がパリへ観光に訪れた。
(翻訳/亜弥)