【新唐人2016年3月24日】
珍しいアルビノコククジラが、メキシコの太平洋沿海で発見されました。
国立自然保護区管理委員会(CONANP)の生物学者が年次調査のときに、他のクジラと違う色のクジラが悠然と泳いでいる姿を撮影しました。
この白いクジラは、コククジラです。ニックネームは「ミルクガロン」です。
2008年から2009年の間に初めて発見されました。当時はまだ子供で、白かったので「ミルクガロン」の愛称で呼ばれました。
この白いクジラは彼女の子供と一緒にいるところをオホ・デ・リエブレ付近のラグーンで発見されました。
アルビノはDNAの突然変異によって黒い色素が減少する先天的な遺伝子疾患です。
アルビノは哺乳類、鳥類、爬虫類には記録があり、野生と養殖にも見られましたが、海洋哺乳類に見られるのは極めて稀です。
研究者はエル・ビスカイノ生物圏保護区で20年にわたり、毎年の交尾、繁殖シーズンにやって来るコククジラのメキシコ太平洋沿海での行動過程を観測しています。
CONANPの観測活動によって、コククジラは、彼らとその子孫たちの生存圏が保護されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160323/video/168330.html (中国語)
(翻訳/碧眞 映像編集/李)