【新唐人2016年04月06】
中国四川省遂寧(すいねい)市沱牌(たぱい)舎得(しゃとく)集団有限公司(=沱牌酒造)の労働者らは、同社を買収した天洋集団からのリストラ案が不当だとした異議申し立てが無視されたため、3月30日、数千人規模のストライキに突入しました。
4月4日、労働者らは、千人以上の武装警察に鎮圧され、負傷者多数、約百人が逮捕されました。
沱牌酒造労働者家族 楊さん
「彼らは自分たちの権益の為に、特殊警察、県市からも警察が。警察が暴力を振るいました。人々が強制連行されました。工場内の人は外に出られずに、今日(5日)は強制的に出勤させられました。しなければ解雇すると脅かされました」
昨年、天洋集団が発表した「職員リストラ原案」では、少ない補償金で強引に退職させる上、社会保険の納付、住宅積立を行わない内容でした。
沱牌酒造労働者家族 楊さん
「買収された後、制度改革したが、年間3—4千元(5-7万円)だけで、少なすぎます。一年3万元(約51万円)なら合理的です。上部に問題解決を求めたが、相手にしてくれませんでした。止むを得ずストライキを行いました」
数年前に酒造工場は沱牌(たぱい)鎮の大半の土地を低価格で購入しました。それに反対した人は全員投獄されました。
沱牌酒造労働者家族 楊さん
「ほぼ全ての土地が取られました。数千元、安すぎます。工場に働きに行くことも許されません」
当工場労働者の情報によると、5日現在、労使問題はまだ解決されていません 。沱牌酒造には20の子会社があり、総資産28億元(約476億円)を有しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/04/05/a1260999.html(中国語)
(翻訳/王大同 ナレーター/真彌 映像編集/李)