【新唐人日本2011年6月14日付ニュース】6月10日より、中国広東省広州市郊外で、三日連続で大規模な暴動が発生。妊娠8ヶ月の四川籍の妊婦が現地の治安隊員に殴打されたことが事件の発端となりました。香港メディアによると、現地では12日夜から軍隊が動員され、百人以上が死傷し、数百人が拘束されました。
香港メディアによると、広州市増城では抗議者1万人以上が道路を塞ぎ、車両や店舗に火をつけました。広州軍区および広東武装警察から軍隊が動員され、12日、国道107号線では少なくとも30台の軍用トラックおよび装甲車2台が目撃されています。
13日深夜1時過ぎ、軍隊による鎮圧が始まり、現場では銃声が鳴り響き、百人以上が死傷、数百人が拘束。
事件の発端は、10日夜、路上で衣類を売っていた四川籍の妊婦が地元の治安隊員にお腹を蹴られました。胎児が死亡したとのうわさが広がると、出稼ぎ労働者の怒りが一気に爆発。
当局の厳戒態勢の下、12日夜、一部の抗議者が市の中心部に突入し、手当たり次第に車両を破壊。百台以上の乗用車が破壊され、十数か所で炎上しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)