【新唐人2016年07月04日】
香港で7月1日の主権移譲記念日に合わせた民主化要求デモが行われた。今年のテーマは「決戦689」で、689票で選出された梁振英香港行政長官の続投阻止を呼びかけたもの。デモ主催者によれば今年は昨年の2倍に当たる11万人が参加。11歳の小学生までが自主的に参加した。
保護者の引率もなく自分の意思で一人でデモに参加したという11歳の呉君が取材に答えてくれた。
11歳の小学生・呉松熾君:「689(梁振英のことを指す)の施政はあまりにもひどい。香港の全国人民代表の選出は一部の者によって行われた選挙により決定したので、とうてい許されないことだ。」
さらに牛頭角港の倉庫ビル火災で消防士2人が殉職したにも拘わらず、梁振英は香港旗掲揚式や晩餐会を自粛しなかったとして、早く辞任するべきと話した。
11歳の小学生・呉松熾君:「もっと早くに辞任しているべきなんだ。(記者:あなたと何の関係があるの?)梁振英がこんな馬鹿げた選挙を行なって、任期を終えるのは2017年3月だけど、これほど多くの民衆が不満に思っているのだから、すぐにでも辞任すべきだと思う。」
このインタビュー映像がネットに掲載されると、すぐさま46万回のアクセスを集め、「689(梁振英)が人々の生活を滅茶苦茶にしているってことを、11歳の少年だって感じてるんだ」「香港の次代を担う子供たちが政治に対して関心を持って、何が正しくて何が正しくないか判断してほしい」との投稿もあった。
香港では過去14年間にわたって毎年この七一デモが行われている。今年は「決戦689」をテーマとして、行政長官の梁振英の続投阻止と即刻辞任を求め、昨年の2倍に当たる11万人(主催者発表)が参加した。多くの市民が家族や友人と共に参加し、小学生までが参加して不満を訴えた。
11歳の小学生・呉松熾君:「(民主派による)アドミラルティ占拠運動を僕は支持しているよ。政治の問題は政治で解決すべきで、警察によって解決されるべきじゃない。」
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160702/video/174819.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)