【新唐人2016年10月05日】
中国唯一の信号のない街!八卦の敷設で、なんと渋滞なし!
中国の新疆のテケス県は、八卦を敷設したことで有名です。テケスは新疆イリの小さな街。もしかすると多くの人にとって、テケスという地はよく知らない地域かもしれません。でもとても良い呼び名があって、それは「世界最大の八卦の街」というもの。
テケスは世界で唯一完全に保存され、正式に建築された最大規模な八卦の街。伝えられるところでは、この八卦の街は全真教の七人の弟子の一人であった丘処机が設計し、八本のメインロードで分割されて「干坎艮震巽离坤兑」とされ、64の街区に分けられて各所とも玄妙な道理に満ちています。
道にある街灯の色はそれぞれ異なっていますが、知らぬ間にそれらの色になったと言われ、その名前は「干坎艮震巽离坤兑」に対応しています。空から俯瞰したテケスは整然とした街並で、放射状に4つに分かれ、64の街区が広がっています。まるで大きな八卦図を並べたようです。
しかし、想像がつきますか? 四方八方の交通網が広がって、大通りは街の中心となる八卦に通じているのです。さらに驚くべきことには、なんと!信号が一つもありません。なので車がつまることもないのです。テケスに信号がないのは、もともと必要がなかったからと言う人もいます。ここには元々車の渋滞なんてなかったのです。なので車がつまることもないのです。それで、独自の八卦になっていたのです。
実際には、大都市も、普通の街も信号待ちと渋滞は常であり、すでに当たり前のことになっていました。しかしテケスでは、信号を待つこともなく、自分で運転をしていると、それは滞りのない感覚ですいすいと飛んでいるような感覚になってしまいます。好奇心旺盛な友人が実際に体験してみたことがあります。でも、注意すべき点もありますよ。それは、八卦の中で迷子になってしまうことです。周辺に行けば行くほど、道が複雑になり、気をつけていないとひと回りして、また出発点に戻ってきてしまいますからね。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/09/24/a1288208.html(中国語)
(翻訳/プリシラ)