【新唐人2016年11月1日】
やあ、みなさんこんにちは。「外人が見る中国」へようこそ！私は赫毅博です。
好きな人へどう愛を伝えるかは、大昔から頭の痛い問題です。当然、現代の社会においては、古代の「山に木あり、木に枝あり、あなたを思えども、あなたは知らず」なんていう含みのある伝え方はすでにほとんど見られず、現代の人の伝え方はどれもより直接的で、むしろちょっと不思議なくらいです。今日の映像を一緒にご覧ください。さあ中国十大不思議な告白スタイルです。ご一緒にどうぞ。
まず第一番目は、文字でのスタイルです。文字あるいはイラストはすでにあるオリジナルな告白スタイルです。花を使う人、車を使う人、トランプを使う人、中には豚足の文字を使う人もいますが、これはスポンサー付きだと思います。広州の男子学生は女性先輩に告白するために広場の入口に彼女が一番好きな果物を並べ、つまり999個の文旦をハート型にして告白しましたが、現場の状況を見ると、女性は感動こそしていましたが、告白は受け入れませんでした。
男性：「あなたが好きだ。付き合ってください」
女性：「ずっと友達でいたい」
その上、文旦がその場に残されるとあっという間に奪い取られてしまいました。
果物を使ったスタイルは陝西省の若者も実行しました。彼は2000元（約3万円）以上ものライチを陸橋の上にハート型に並べ、必死の思いで愛の告白を準備。会社の同僚に直接結婚を申し込みました。その場の彼女の反応は残念ながら、彼の期待したようなものではありませんでした。
しばらくはあっけにとられて、状況を理解すると女性はひざまずいている彼を立たせるために、彼が剥いたライチを一つ口にしました。ただ、「なんて幼稚なの、じゃあまたね」と言い、打ちのめされた男性はその後記者の取材を受けていました。
男性：「ライチは甘いが、僕の心が苦い」
しかし、さらに厳しいことに上海財経大学の男子学生は蝋燭の文字を使ったところ、女性によって頭から水をかけられてしまいました。西安の海棠（かいどう）職業学院でも蝋燭の文字を使った男性がいましたが、女性が現れるより先に、学校の職員が消火器を使って蝋燭の火をすべて消してしまったのでした。
そして第二番目は、交通手段です。交通手段を使って告白したり愛情を示したりするのは、コストがよりかかることから、プロポーズの場合が多いようです。上海ではヘリコプターで降り立ったもの道路に止めてしまったことで交通渋滞を引き起こし、多くの人の不満を招いてしまいました。湖北の男性はグライダーに乗ってプロポーズに向かいましたが、降下の際に風にあおられて木の上にひっかかってしまい、しばらくしてクレーン車の出動をお願いする憂き目に遭いました。
第三番目は、ドローンです。高く飛ばすと危険性も大きくなります。ここ数年はとても人気なので、いつも小型のドローンを使っていて、学生としては正しい選択です。全国の新技術のコンテストで一等賞をとった理工大学の学生は、５機のドローンを空中に飛ばしてメッセージを届けました。女性はとっても喜んで、告白は見事に成功。東南大学のロボットクラブのキャプテンは、同様にドローンと機械を使ってロマンティックな告白をした末に、彼女のハートを射止めました。
第四番目が灯りです。２０１１年５月のある晩に北京大学の宿舎の灯りが突然「I LOVE YOU」の文字に変わりました。もともとその男子学生が女子学生に告白することをみんな知っていて、前の晩に該当する部屋の学生みんなに飲み物を届け、さらに灯りをつけることを説明してあったのです。この時の告白は結局実を結びませんでした。なぜでしょう。理由は簡単。彼女にはすでにボーイフレンドがいたのです。
第五番目は、花火です。遼寧省の広告職業学院の新入生は、花火を使ったロマンティックなスタイルで告白することを思いつきました。でも彼女の心に火を点けることはできず、代わりに周辺の田んぼに火をつけてしまいましたが、幸いけが人はいませんでした。昔から「火の用心！」と辺りを歩く人がいましたが、道理に叶ったことなんですね、みなさん愛を語る時には、公共の安全に注意しましょうね。
第六番目は、臭豆腐です。心のこもった告白スタイルですが、みなさんは臭豆腐での告白って聞いたことありますか？西安のロシア留学生は、好きな女学生が臭豆腐をとても嬉しそうに食べるのをみて、自分の手で臭豆腐を作って彼女にプレゼントしようと特別にお店で勉強し、うまく作れるようになったのち、臭豆腐で彼女に告白をしようとしています。
第七番目は、広告掲載です。看板広告と新聞広告を除いて、中国にはインターネット専門で告白広告を出すサービスがあります。インターネット上に告白するページがあり、ネット上に書き込めば、全世界に向かって「彼・彼女が好きです」を宣言することになるのです。
第八番目は、資金提供です。今年５月２０日北京では、スーパーカーで乗り付けてバラを捧げ持って愛する女性に告白しましたが、断わられたのちに、金融機関に勤める女性に提供した資金によって儲けた金を、彼に返済をするようと女性に求めました。その資金はかつて女性の歓心を買うために提供したものの、結局百万元の利益を失う羽目となりました。当然のことですが、返済請求は告白をしたあとの行為であり、愛を示すものでなく、恨みを示すものでありました。同時に、これが自作自演の宣伝ではないかと一部のネットユーザーから疑問の声が上がっています。
第九番目は、集団購入です。ここでいう集団購入の概念は、多くの人たちが同時に告白を行うもので、一緒に何かを買うという意味ではありません。安慶師範学院のあるクラスには二人の女子学生しかしいなかった、彼女たちの誕生日を祝うために55名の男子学生がバラの花を持って２００メートルにわたって並べて花のみちを作りました。同じ学校内のもう一つのクラスでは、一人の男子学生に対して４１名の女子学生がやさしい方法で彼を祝いました。当然これらは実際に告白するつもりはないものの、新聞には絶妙だとありました。湖北経済学院の４０名の女子学生は、新聞紙上でクラスのただ一人の男子学生に広告を掲載しました。クラスの女子学生を一人選び一緒に映画を見に行って、一日だけのガールフレンドにしてくださいというものでした。その後は友人や恋人になるか否かは、ご縁次第です。
この学校の学部というのは、これから入学する男子学生が多くなっていくのではと私は感じました。
第十番目は、友達探しです。ちょうどイベントの性質が比較的強くなりつつある中で、最後の一つは極めてまじめなものです。上海大学計算機学院の男子学生は映画を撮って全国３２都市、４０カ所の大学の友人の援護射撃を集めて、女子学生に彼のガールフレンドになってくれるようにお願いしました。
「鄭リンリンさん」
「蒋さんのガールフレンドになってください！」
「よろしくお願いします！」
「蒋さんはとてもいい人ですよ」
「幸せになってください！」
それは中国最強の告白と呼ばれています。どうです？大変頑張った告白でしょう。
以上が今日の「外人が見る中国」ですが、みなさんいかがでしたか？面白い告白スタイルをみたことはありますか？ どしどしお寄せくださいね、今日はこの辺で、また次回お会いしましょう！
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160921/video/180177.html（中国語）
（翻訳/プリシラ 編集/ 李）
