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政府寄り学者が政治改革を主張【禁聞】

2016年11月10日

【新唐人2016年11月10日】

このところ中国政府に政治体制の変革を求める声が高まっています。政府寄りの政治学者、汪玉凱(おう ぎょくかい)氏は4日に行った講演会で、実質的に政治体制を変革させなければならないと訴えました。習近平を「核心」と位置づけたばかりの今、こうした意見が上がっていることに注目が集まっています。

 

中国行政体制改革研究会副会長で国家行政学院教授の汪玉凱(おう ぎょくかい)氏は、4日深セン市で開かれた第3回中国創新シンポジウムで、「改革の難局を乗り切るため 3つの方策を同時に進むべき」と題する講演を行いました。

 

汪氏は、中国が現在、経済、社会、信頼、政治の4つの危機に直面していると指摘しました。そのうち経済危機については、不動産バブル、23兆元(約355兆円)に上る地方政府の債務、金融システムの停滞、過剰生産、民間企業の倒産の5つの問題の解決が困難だと述べました。

 

汪氏は、このまま改革ができなければ中国が直面している諸々の危機はさらに悪化し、制度において実質的な変革を行わなければならないと主張しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/11/07/a1295332.html(中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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