【新唐人2011年8月23日付ニュース】中国の最高指導者に法輪功迫害の停止を訴えて当局からにらまれ、不当な判決で執行猶予を下された人権派弁護士、高智晟氏。8月14日は、執行猶予が解ける日でしたが、いまだに音沙汰がありません。高弁護士の妻は、訪中したアメリカのバイデン副大統領に対し、ぜひ夫を探し出してほしいと訴えました。
8月14日は高弁護士の執行猶予の解かれる日でしたが、いまだに何の音沙汰もありません。
高智晟氏の妻 耿和さん
「今年8月14日は執行猶予の期限です。何よりも帰宅するべき日です」
高弁護士の妻子は、弁護士に関する知らせを何よりも待ち望んでいます。
高智晟氏の妻 耿和さん
「息子によく聞かれました。“ママ パパは見つかった?”私は“北京は今日雨だから、
電波が悪いの。パパの行き先は分からない“とごまかしました。最後 息子は“ママ 誕生日くらい、パパに電話してもいいでしょ”と。私は夫の情報を心待ちにしています」
2006年8月15日、高弁護士は不当な裁判の末、5年の執行猶予付きの実刑判決を下されたあと、ずっと行方不明です。父のいない子供たちを前に、妻は苦しんでいます。
高智晟氏の妻 耿和さん
「父性愛は生来備わったものです。でも私の子は…。今の子は幸せですね。欲しい物は何でも手に入ります。でも私の子は父親への電話すらできません。こんなささいな望みなのに、モラルある社会ではまったく想像もつきません」
訪中したアメリカのバイデン副大統領へ、望みを託しています
高智晟氏の妻 耿和さん
「夫と中国の運命を案ずる方とともにバイデン米副大統領が公に夫のことを取り上げるよう訴えます」
夫、高智晟弁護士の身の安全について、国際社会には、これからも関心を持ち続けてほしいと強調しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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