【新唐人2011年11月4日付ニュース】中国政府は今、宇宙船と実験機のドッキングに挑むなど、宇宙開発を急ピッチで進めています。
司会者:
趙培さん よろしくお願いします
評論家 趙培さん:
よろしくお願いします
司会者:
中国の宇宙開発ですが、そのレベルはどれくらいですか?
評論家 趙培さん:
「神舟7号」の宇宙遊泳が事実ならば、中国の現在の宇宙技術は米国の1960年代のレベルに相当します。50年後の今 科学の発達で宇宙開発が容易になりました。たとえば 当時太陽電池が未発達だったので、燃料電池しか使えませんでしたが、今は大量の太陽電池を使えます。中国の宇宙計画は依然 謎に満ちています。たとえば 米国の水星探査計画では有人飛行の前に一連の飛行テストや、霊長類の宇宙生存実験を行いました。しかし中国の「神舟5号」では霊長類の実験もせず、人間を直接宇宙に送りました。「神舟5号」以前にどれだけ失敗したのか謎です。
司会者:
近年 中国の宇宙技術の飛躍の原因とは?
評論家 趙培さん:
外国の技術の採用と吸収が宇宙開発の発展に役立っています。吸収の過程でスパイの存在は明らかです。2003年から2007年まで、米国の舒泉声は米国の法律に違反し、中国にロケット液体燃料技術を輸出しました。この技術は直接「神舟7号」の打ち上げに使われました。2007年 米国の永住権を持つ中国人・李晴がミサイルとロケット制御システムの感知器購入で逮捕されました。また旧ソ連の技術の購入もあります。中国はウクライナから大量にロシアが出したくない技術を買いました。中国は毎年 ウクライナ大学に人を送り、宇宙技術を学ばせています。
司会者:
宇宙計画を頻繁に打ち出す中国政府の意図は?
評論家 趙培さん:
中国の宇宙計画は「政治ショー」です。「神舟7号」の打ち上げでは江沢民は息子を指揮グループに送りました。「天宮1号」の打ち上げでは胡錦涛は常務委員を引き連れ現場で視察、江沢民の息子は排除されました。「神舟8号」の打ち上げでも江沢民の息子は指揮グループにいません。中国の宇宙計画は五輪や万博と同じ役目があります。共産党は中国人に自分の武力を見せつけ、中国人を「強国」の夢に浸らせます。しかし「ひき逃げ見殺し事件」などから中国人が「強国」の夢に浸るのは困難です。
司会者:
分かりました ありがとうございました。
評論家 趙培さん:
ありがとうございました。
神八升空--评中共航天政治秀.html (中国語)