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漫画「カダフィの遺言」ネットで人気爆発

2011年11月10日
 
【新唐人日本2011年11月11日付ニュース】ある漫画が中国のネット上を駆け巡っています。臨終を迎えるカダフィ大佐が、「301病院に連れて行って」と助けを求めています。韓国の“朝鮮日報”は、この漫画が風刺しているのはカダフィではなく、世界の笑いものになっている中国の外交であると報道しました。
 
 “カダフィの遺言” と題したこの漫画は中国湖南省のある漫画家の作品です。
 
301病院とは、北京の解放軍病院のことで、中国共産党高官専用の病院です。今年7月、死亡説で世を騒がせた江沢民前総書記が、その後生き返ったのもこの病院だそうです。
 
あるネットユーザーはこういいます。“カダフィを復活させられるのは301病院しかないようだ。死人でも生き返る奇跡の病院で、みんなの憧れだから。”
 
長年の独裁政権の仲間が人民によってひっくり返され、数十年の友人も撃ち殺されました。中国の高官の心境はいかなるものか。ネットユーザーが分析します。“中国共産党が得たのは、各種大型プロジェクトの中断による150億ドルの損失と、リビア反政府軍の冷やかな目だけだ。”
 
韓国の“朝鮮日報”は4日の文章で、中国の外交が窮地に陥る主な原因は“国際政治の変化に対する適応性がない”のと、“経済発展に有利であることが基準”になっていることだと指摘。
 
では、中国が国際社会から孤立する原因は、単に国際政治への適応性がないことだけなのでしょうか。カダフィ政権崩壊後中国メディアは、リビアは一夫多妻制を回復するだろうと大々的に報道。これに対し、リビア暫定政府の大統領は、中国はカダフィの仲間であると切り捨てました。
 
果たして残りわずかな世界の独裁者らは、カダフィ大佐の死を教訓として受け止めることができるのでしょうか。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
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