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「毛主席の煉獄」餓死は意図的

2011年04月28日
 
【新唐人2011年4月28日付ニュース】“ニューヨーク・タイムズ”のカメラマン、杜斌さんは、最近香港で新作“毛主席の煉獄”を出版。本では、大躍進の時代、毛沢東が意図的に数千万人を餓死させたことを、多くの写真を用いて紹介しています。
 
13万字に及ぶこの本には、150枚の貴重な写真を収録。2004年に、大躍進に関する学者や専門家の書籍を読んだのがきっかけで、当時の真相究明のため、資料を集め始めたそうです。
 
“ニューヨーク・タイムズ” 杜斌:「この本では年史のように1958年~1963年の間を記録しています。某年某月某日に毛沢東が何をしていたのか、党中央が何をしていたのか、省の市の村の幹部らは何をしていたのか、農民は何をしていたのか、ずっと知りたかったのは毛沢東はどんな動機から如何に国民を餓死させたのか。これらの庶民は当時意図的に餓死させられた事を知っていたのかどうかなどです」
 
共産党の歴史、食糧関係の役人や民間から中央政府に宛てた手紙、メディアの報道など、大量の資料を集めて細かく整理。多くの人々が知りたがっている答えがここにあると言います。
 
“ニューヨーク・タイムズ” 杜斌:「研究で分かったのですが、毛沢東は意図的に人を餓死させました。数千万の中国人が意図的に餓死させられたのです。人の餓死を知りながらも食糧の上納を強い続けたのです」
 
また、毛沢東の世界制覇の野心のため、数千万人が犠牲になったといいます。この本は、共産党の90歳の誕生日プレゼントだそうです。
 
“ニューヨーク・タイムズ” 杜斌:「人間に例えると90歳は死に近づいており、もう謝るべきです。謝ったとしても許されるかは別の問題です。これらの資料は各メディアが掲載したものを私が集めて整理してまとめたもの、あの時代の執政者の邪悪さを力強く証明していると思います」
 
新唐人テレビがお送りしました。
(中国語)
 

 

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