【新唐人2011年11月24日付ニュース】ホットマネー、いわゆる利ざや目当ての投機資金が海外から大量に流入する中国。しかし最近、異変が起こりました。中国に流入するホットマネーの増加に、かげりが見られ始めています。
ウォールストリートジャーナルは21日、「ホットマネーは今、急激な中国離れを起こしている」と断定。
中国人民銀行の11月の発表によると、10月末、外貨準備高増加に伴う自国通貨の放出額は、9月よりも248億元減り、25兆4869元。2007年12月以来、4年ぶりの減少です。
中国の不動産市場の低迷や欧州危機の深まりなどを受け、中国に対する投資離れが目立ちます。
国際通貨基金、IMFも最近、中国金融部門に関する報告書を公表。中国の貸付、不動産、為替相場と債務問題は、単独では対応可能な範囲だが、いったん一緒に爆発すれば、中国の主要銀行が一連のリスクに直面すると指摘します。
問題の背景にあるのがホットマネーと呼ばれる投機資金。いったん、このホットマネーが流出すれば、投機性の高い市場の価格は激しくゆれ、中国の銀行は経済リスクに直面すると見られます。
新唐人テレビがお伝えしました。
热钱急着逃离中国.html