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金総書記死去 中朝国境に兵力増派

2011年12月20日
【新唐人日本2011年12月21日付ニュース】北朝鮮の金正日総書記の死去を受け、アジア各国に緊張が走りました。“親密な友人”だった中国の動きがとりわけ注目されています。情報によると、中国当局は中朝国境地帯に部隊を増派しました。

香港の中国人権民主化運動情報センターによると、19日、中国は国境地帯に2,000人規模の部隊を増派。今月末まで3万人の兵力が増派されるそうです。一方、韓国の北朝鮮専門サイト“デイリーNK”によると、解放軍にはすでに“一級警戒命令”が通達されたそうです。

香港雑誌「開放」編集長 蔡咏梅氏
「この独裁者の死去によって、北朝鮮には政治の変局が出現するでしょう。権力真空が現れ、その後 権力闘争になり、難民や逃亡者、或いは内戦など みなあり得ます」

中朝国境地帯の兵力増派については、不思議なことではないとの声もあります。

前北京社会科学研究所所長 陳子明氏
「このような動きを見せても、おかしくないと思います。瀬戸際には兵力を動かすでしょう。「親密な友人」などはもう過去の事で、心の中は皆 はっきりしています」

北朝鮮の独裁政権はいつまで持つか。経済学者の綦彦臣さんは大紀元時報に対し、2,3年で崩壊するとの見方を示しました。一方、香港の雑誌“開放”の蔡編集長は、欧米との関係が緩和するだろうと見ています。

香港雑誌「開放」編集長 蔡咏梅氏
「この独裁政治は金正日の死後は一段落を告げ、国際上で外交を調整するでしょう。中国寄りから、欧米や韓国に近寄り、緩和が見られるでしょう」

また、北朝鮮が民主化した場合、中国に大きな衝撃を与えるとも指摘します。

新唐人テレビがお伝えしました。

(中国語)


 

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