【新唐人日本2012年1月2日付ニュース】12月31日、鳥インフルエンザに感染したと診断された広東省の39歳の男性が、多臓器不全で死亡しました。近日、香港でも鶏の死骸から鳥インフルエンザが確認され、鶏1万7000羽の殺処分命令が下されました。
死者は深セン市路線バス運転手の39歳の男性。12月21日に発熱し、その後毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザに感染したと診断。心臓や肝臓にも障害が発生し、31日に死亡。
当局の発表によると、男性は発熱前の1ヶ月間深セン市から出ておらず、鶏に直接触れたこともなかったそうです。男性と密接な接触があった120人や近隣住民が飼っている家禽にも異常は見られていないそうです。
12月21日、深セン市と隣接する香港でも鳥インフルエンザが確認。当局は鳥インフルエンザへの警戒レベルを上げ、中国本土からの生きた家禽の輸入販売も禁止しています。
新唐人テレビがお伝えしました。