【新唐人日本2012年2月2日付ニュース】ニューヨークタイムズは近日、人気商品iPadやiPhoneの製造には人権コスト(human cost)も含まれていると報道し、大きな反響を呼んでいます。中国の搾取工場の実体が再び、世界の注目の的となりました。
ニューヨークタイムズは、アップ社の最大の下請工場フォックスコンは、労働搾取工場であると大々的に報道。例えば、フォックスコンの従業員は24時間体制で、週6日の労働を強いられ、立ち時間が長すぎで、足にむくみが出る人もいるそうです。さらには少年工まで雇っているといいます。
また、フォックスコンの従業員の飛び降り自殺は度々世間を騒がせています。
一方、情報によると、フォックスコンは福利や宿舎、無料食堂などが完備され、給料も毎月きちんと支払われているため、中国では多くの労働者に人気があり、毎回の募集には数千人が応募するそうです。
ある中国人は、フォックスコンが搾取工場であれば、他の工場は人間地獄だと言います。
ニューヨークタイムズの報道はアップル社のイメージに大きく打撃を与えました。最高経営責任者のクック氏は、“この業界の中でアップルほど代価を支払った業者はいない“と述べ、”いかなる人の暗示にもめげない。大きな間違いであるだけでなく、無礼な攻撃である“と示しました。
新唐人テレビがお伝えしました。