【新唐人日本2012年3月6日付ニュース】中国湖北省武漢市で3月3日、二階建ての建物が改装中に崩落し、二人が即死、11人が負傷する事故が発生しました。
3日午後2時頃、高さ10メートルの建物が完全に崩れ、跡形もない廃墟と化しました。建物の2階に住んでいた一家7人は、崩落とともに廃墟に落とされました。
崩れた建物は、2階が住居で、1階はネットカフェだったそうです。近日、医療関係の会社がビルの1階を借り、改装を行っていたそうです。事故はその改装の真っ最中に起きました。
東鑫ホテル従業員 劉さん
「彼らは大梁を抜きました。大梁とは知らず、はずすとすぐ崩れました。屋根が全部落ち、その後建物が崩れ、人も埋もれてしまいました。2人死亡、11人負傷、救出したらすぐ死にました」
近隣住民によると、この建物は新しい店が入るたびに改装し、内部構造が何度も変えられたそうです。
中国メディアは、“この事故で2人が死亡し、9人が負傷。負傷者は武漢第五病院と漢陽鉄道病院に運ばれたものの、二人は治療の甲斐なく死亡。事故の原因は調査中だ”と伝えています。
一方、我々が漢陽鉄道病院に問い合わせたところ、運ばれてきた二人はすでに死亡していたそうです。
武漢市漢陽鉄道病院 救急外科職員
「二人のすでに死んだ人が、運ばれてきました。生きている人は第五病院に運ばれたそうです」
近年、中国では建設中または改装中のビルの崩落事故が頻発しています。去年5月21日、武漢市では建設中の6階建てのビルが崩落し、9人が死傷しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/03/05/a668154.html. (中国語)