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李旺陽氏が受けた拷問「棺おけの刑」

2012年06月14日
【新唐人2012年6月14日付ニュース】6月6日に不審な死を遂げた湖南省の民主活動家・李旺陽さんは生前、21年にわたる刑務所生活を強いられました。この21年の間、李さんは数々の拷問をうけたそうです。身長180cmの李さんはかつて、高さ160cmの“棺おけ”と呼ばれる日の当たらない小部屋に延べ20回以上閉じ込められたそうです。
 
香港に本部を置く中国人権民主運動情報センターは12日、李さんの獄中の友人の話を引用。それによると、湖南省龍渓刑務所で服役していたとき、20回以上にわたり、“棺おけ”と呼ばれる小部屋に閉じ込められる拷問を受けたそうです。
 
棺おけは“小号”とも呼ばれ、長さ2メートルに幅1メートル、高さは1.6mしかない小部屋です。身長180cmの李さんは中で、座るかしゃがむことしかできず、毎回1ヶ月から3ヶ月間入れられていたそうです。
 
部屋には光もなく、ドアに食事を入れる穴と、床に排泄物を出すための小さな穴があるだけです。蚊やしらみ、ハエが飛び交う室内は悪臭が漂い、その上殴打されることも日常茶飯だったといいます。
 
李さんは生前、香港のケーブルテレビの取材のとき、自身が受けた虐待を述べました。それによると、李さんは死刑囚用の重さ50kgのさびた足かせを長期間はめさせられ、皮膚に潰瘍が生じ、足から臀部まで腐乱していたそうです。
 
李旺陽さんは湖南省の民主活動家で、89年の天安門事件後、反革命宣伝煽動罪で13年の判決を受け、悪名高き湖南省龍渓刑務所に監禁。2000年に釈放されましたが、翌年再び赤山刑務所に入れられました。6月6日、湖南省邵陽の病院でなくなっているのが発見されました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 

 

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