【新唐人2012年7月2日付ニュース】6月30日、胡錦涛主席が香港行政長官の就任式典に参加。再開発地区を視察しているとき、民主派系香港紙の記者が大声で天安門事件について質問しました。この記者は警察に一時拘束されました。
6月30日、胡錦涛主席が香港の再開発地区を視察。現場にいたアップルデイリーの記者が大声で、天安門事件に対する再評価を求めました。
胡主席、天安門事件を再評価してください。聞こえましたか?
胡主席は笑顔のまま、何も答えず通り過ぎました。その後記者はすぐ警官に連れ出され、15分間拘束されたそうです。
アップルデイリー記者 韓耀庭さん
「数人の警察官か警備員が私を取り囲み、私を引き止めました。私を取材エリアから連れ出し、廊下に拘束しました」
韓さんが連れ出されたことを知った現場の記者らが警官を取り囲み、説明を求めました。警官と小競り合いが発生し、一時混乱する場面もありました。
香港記者協会は声明を発表し、警察当局の行為は報道の自由を蹂躙する行為だと非難。また、現場では多くの記者が質問したのに、天安門事件を質問した記者だけが訊問を受けたことから、警察当局には明らかな政治的意図があったと指摘し、警務処長に謝罪を求めました。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/荻野 映像編集/工)





















