【新唐人2012年7月14日付ニュース】中国人権民主運動情報センターによると、陝西省隴県火焼寨郷で7月11日朝、飛行機の墜落事故が発生した。
墜落した飛行機は軍用機ではないかと疑われている。事故発生後、当局は大量の武装警官隊を現場に派遣し、情報を厳重封鎖している。地元住民が携帯電話で事故現場を撮影したところ、武装警官に奪われ写真は全て削除されたという。
香港“東方日報”が火焼寨郷小学校の教師の話を引用して報道。それによると、墜落地点は小学校から数百メートル離れた場所で、小学校には影響はなかったという。当局による事故に関する情報は皆無で、被害状況は不明である。
陝西省では近年、戦闘機の墜落が度々伝わっている。去年10月、渭南蒲城県で行われた“2011年中国国際通用航空大会”では、アクロバット飛行を披露していたFBC-1型戦闘爆撃機が墜落し、搭乗していた二人のうち、一人が死亡し、一人が負傷した。FBC-1は中国が設計した全天候型戦闘爆撃機「JH-7(殲轟7)」の輸出用モデル。また、米国のF-16に匹敵するといわれる戦闘機J-10(殲撃十型)も去年10月、西安でのテスト飛行の際墜落し、操縦士が死亡した。
一方、貴州省貴陽市安順でも7月11日、飛行機の墜落事故が伝わっている。安順で旅行していた重慶のネットユーザーによると、安順で飛行機が墜落しているのを目撃。後に駆けつけた消防隊員や警官が現場を封鎖したという。一部人が携帯電話で現場を撮ったため、没収されたという。ネットユーザーによると、死傷者が出なかった模様。この事故も、当局による報道は今のところない。
現場付近のネットユーザーの書き込みによると、墜落したのは教習用の飛行機で、東関火焼寨に墜ちたという。
以下はネットユーザーがアップロードした写真。