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拉致被害者救出を訴え 東京で集会

2012年09月10日

 【新唐人2012年9月10日付ニュース】北朝鮮が日本人拉致を認めてから9月17日で10年を迎えます。9月2日、東京では拉致被害者の救出を求める“国民大集会”が開かれました。集会には野田首相も出席し、拉致問題について日朝政府間協議で言及し、“被害者の即時帰国を果たすべく最大限の努力をする“と表明しました。

 
情報によると、故北朝鮮最高指導者・金正日総書記の指示で数百人の日本人が北朝鮮工作員によって拉致されました。日本政府は17人の拉致被害者を認定しています。
 
9月2日、東京の日比谷公会堂で開かれた国民大集会には、家族会のメンバーのほか、野田総理や安倍三元首相、石原東京都知事および各地方の議員や役員も出席しました。
 
2002年、5人の拉致被害者が日本に一時帰国を果たたとき、日本政府は代価として食糧や医薬品およそ100億円分を北朝鮮に援助。しかしその後の10年間、拉致問題の実質の進展は見られていません。
 
証言によると、45年前、13歳の横田めぐみさんが北朝鮮の工作員に連れ去られました。北朝鮮に向かう船の中に閉じ込められためぐみさんは、泣き叫びながら船倉の壁などを引っかいたので、手の指が血だらけになっていたそうです。
 
一方、国際社会に対し強固な姿勢を見せ続けている北朝鮮の背後で、中国当局は長年経済援助を行い、更には国連の北朝鮮制裁を妨害しています。石原東京都知事は北朝鮮に流れる資金源を打ち切るだけでなく、拉致問題を中国やロシアに対する問題と同等に考えるべきだと示しました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

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