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中国の被災地で日本人青年がボランティア

2012年09月17日

 【新唐人2012年9月18日付ニュース】中国で発生した連日の反日デモでは、日本車が破壊され、日系企業が襲撃されるなど暴力行為が見られました。一方、“真の愛国とは何か”をめぐって中国のネット上では議論が巻き起こっています。

 
そんな中、ある日本人の微博(ミニブログ)が注目を集めています。今年2月、自転車で世界一周の旅をしていた河原啓一郎さんが中国の武漢で自転車を盗られましたが、3日後に無事見つかったことで、中国で一躍有名になりました。
 
9月7日、雲南省では地震が発生し、被災地では多くの人が避難生活を余儀なくされました。河原さんは医薬品などを大量に購入し、日本人の友人とともに雲南省の被災地でボランティア活動を行いました。
 
雲南に出発する前、河原さんは微博(ミニブログ)に“お互い助け合うことに、国境はない”と書き残しました。
 
しかし、最近中国で続いている反日運動は、河原さんにも危害を及ぼしたようです。17日、微博(ミニブログ)にこうつぶやきました。“先ほど、多くの人に攻撃された・・・怪我はないが、本当に悲しい”。
 
間もなく、この微博(ミニブログ)には4万人を超える中国のネットユーザーからコメントが付きました。ほとんどのユーザーは申し訳ないと示し、被災地に対する援助に感謝の意を述べると同時に、河原さんには気をつけるよう促しています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 

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