【新唐人2012年9月23日付ニュース】アップル社のiPhone5が9月21日、アメリカや日本などで販売され、大勢のアップルファンが駆けつけました。中国メディアによると、日本で販売されたiPhone5の地図アプリが“尖閣”を日本領土と表示。中国で議論が巻き起こっています。
21日から販売されているiPhone5にはiPhone4sで採用していたグーグルマップ(Google Maps)の替わりに、アップル独自の地図アプリが採用されています。
住所を入力しないまま釣魚島を検索すると、地図には島の経緯度と方角情報が表示されるだけで、具体的な名称などは表示されません。一方、日本語で尖閣諸島と入力して検索すると詳細な説明が表示され、島の所在地は“日本沖縄県石垣市”と表示されます。
アップルのiPhone5の地図アプリが釣魚島を日本領土と表示しているとの情報が伝わると、中国のネット上では議論が沸きあがりました。
ネットユーザーの反応を見てみましょう。
“アップルがいくらバカでも中国ではこの種の重大な政治問題を起こさないだろう”
“アップルは大勢の中国ファンを敵に回すほどバカではないだろう”
“中国で売るときは釣魚島を中国の領土にし、日本で売るときは日本領土としているのか?”
“もし日本記者がアップルに質問したらアップルのカスタマーセンターはなんと答えるだろう?アップルはビジネスに過ぎません”
中国での地図サービスでアップルと提携する“高徳集団”はこのことに対し、“中国国内の地図サービスはすべて中国工信部の審査および許可を経るため、日本と同じ問題は生じない”と答えました。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)