【新唐人2012年9月25日付ニュース】9月23日と24日、iPhone5生産工場のフォックスコン太源工場で大規模暴動が発生し、2000人以上の従業員が参加し、約40人が負傷しました。24日工場は操業を停止しました。iPhone5の供給に影響は出ないのでしょうか。本日のマイクロニュースです。
微博によると、9月23日夜10時から24日午前3時に半かけて、太源フォックスコンで警備員が従業員を殴った事が怒りを買い、2万人を超える従業員が警備員を追い出しました。地元の警察も局面を制御できず、結局機動隊が工場に入り、工場も一日操業停止となりました。
ネットユーザーによると、太源フォックスコンの全ての扉が破壊され、スーパーも破壊され、警備員は全員逃げ出したそうです。警務室も破壊され、パトカーも16台壊され、うち警察の死傷者が8人で、300人の武装警官が出動したものの全滅した。
また他の情報によると、23日夜9時過ぎから24日午前5時40分過ぎになって、やっと収まり、数千人の武装警官が導入され、軍隊まで動揺したそうです。
各ルートからの情報をまとめると、河南出身の従業員が宿舎に入るとき、IDカードを提示しなかったとして、20数人の警備員が4人の従業員を殴打し、1人が入院したことで抗議活動がエスカレートし、2万人の大規模抗議へと発展しました。現場に着いたばかりの300人の武装警官隊は「全滅」したそうです。
今回の大規模抗議はフォックスコン従業員の長い間積もった鬱憤の大爆発です。フォックスコンの中国工場では軍事化管理が行われており、外界に疑問視されています。今回の抗議によって、iPhone5の生産に影響が出ないのかみな疑問に思っています。
フォックスコンの中国での工場はずっとトラブルつきです。ネットユーザーによると、「安徽、河南の工場は人手不足で、省政府は20万人の労働者不足を解決するため、各地に命令を出した。今回また太源で暴動が起き、内陸部への移転は疑問だ」
フォックスコンのトラブルからわかるように、中共の人口政策によって労働力不足を招いています。中共数十年の所謂「発展」は中共の功労ではなく、中国人が苦労に耐え忍んだ結果です。一旦中国の労働力コストが上がり、労働力が不足に陥ると中共の所謂「発展」も終わりです。
今日のマイクロニュースはここまで。
(翻訳/坂本 映像編集/工)