【新唐人2012年11月14日付ニュース】中国共産党第18回全国代表大会の代表で、中国建設機械メーカーの三一重工グループの梁穏根（りょうおんこん）会長が11月11日夜、中国メディアの取材の際、中国共産党に加入するメリットは、いい結婚相手が見つかり、きれいな女性と結婚できると発言し、物議をかもしています。
資産総額500億元の梁穏根会長は中国一の富豪ですが、共産党への入党を18年間も引き伸ばしてきました。なぜ入党したのかの質問に対し、梁会長は“党員は理想があり、向上心のある人だ。しかも男性党員は結婚相手が簡単にみつかり、相手もわりときれい”と答えました。
これに対し、中国の作家・荆楚（けいそ）さんは、共産党の党性とは“奴隷根性”であり、理想や向上心とは関係ないと切り捨てます。
ネット作家 荆楚さん
「良識が少しでもある人なら共産党を軽蔑します。一部の人が目をつけたのは共産党という看板があると、昇進と金儲けに有利なことです。もちろん彼らはもっと多くの資源を手に入れています。真に素質の高い人は共産党の奴隷根性と獣性が嫌いなはずです」
前回の党大会の時、あるアメリカ人記者が“梁会長はそのうちアメリカに移民するだろう”と発言しました。これに対し梁会長は、“1000回生まれても中国に生まれ、1000回死んでも中国で死ぬ”と返しました。
元河北ラジオ局編集 朱欣欣さん
「外国だったら、彼がこれだけの財産を貯めることができますか?彼は中国で特権を利用して、中国の政治制度と市場経済の欠陥を利用して富をなしているのです」
近年、海外に逃亡した中国共産党の官僚はすでに1万人を超えています。胡潤（フージワーフ）の7月号によると、中国富豪の16％がすでに海外に移民、44％が移民を計画しているそうです。
梁氏が会長を務める三一重工はアメリカオレゴン州で発電所の買収を計画していましたが、“国家の安全保障に影響を与える可能性がある”としてオバマ大統領によって撤回させられました。このことで、梁会長はオバマ大統領を提訴する予定だと示しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
（翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工）
