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青海地震 強制寄付が横行

2010年05月21日

【新唐人2010年5月20日付ニュース】青海地震発生後、中国各地では被災者への寄付の呼びかけが行われています。しかし、これに対する不満も高まっています。というのも、一部の職場は寄付を強制するからです。また、寄付金の使い道も人々の監督を受けることがないため、市民の不信を呼んでいます。

大陸のサイトによると、広西省のある県では、教師への寄付の強制が横行しています。一昨年の四川大地震と今年の青海地震、どちらも一人一律200元です。湖南(こなん)省のある教育局も同様に、300元から500元の寄付を強制。しかし、彼らの月給はわずか1000元余りに過ぎません。
 
広西省のある教師は、「一律200元の寄付を強制された」と取材に語りました。 
 
広西省の小学教師 潘さん「一人一律200元、心は一律にできないのに」
 
深圳の大手企業の労働者、劉さんは、給料から寄付を天引きされました。
 
深圳の労働者 劉さん「給料から100元引かれました。低賃金なのに、もう辞職しました」
 
寄付金の行方が不透明だから、職場や中国赤十字には寄付したくない、との声もあります。
 
浙江省 王さん「公共機関 例えば学校、病院、行政機関などみな寄付は強制で、教育局はある学校に寄付金のノルマを与え、それをクラス数で割り、ノルマに達しないクラスは担任の給料から天引き、皆これに不満です。ノルマの達成ですから」
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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