【新唐人2013年2月22日付ニュース】中国広東省の広州動物園が公に飼育員15名の募集を行いました。しかし、応募には動物の飼育に必要な専門知識以外、ある特別な条件が求められています。
うつろな目つきに、なんとも特別なひげ。よく見ると、マルクスの顔がチンパンジーになっています。ネットユーザーが合成したこのマルクスチンパンジーが一時、ネット上の人気者になりました。
作者によると、この写真のインスピレーションは広州の“羊城晩報”に掲載された広州動物園の飼育員募集の報道記事からだそうです。それによると、飼育員の応募条件は、動物飼育に必要な専門知識のほか、マルクス主義理論の掌握が必要だというのです。
ネットユーザーはどう見ているのでしょうか。書き込みを拾ってみましょう。“文化大革命のときは、毛沢東思想で豚を育て、今はマルクス主義で獣を飼育する”
また、今になってはっと悟ったユーザーもいるようです。“気づくのが遅かったが、マルクス・レーニン主義は禽獣に聞かせるものだったのか”
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)