【新唐人2013年06月08日付ニュース】アメリカカリフォルニア州に到着した中国の習近平国家主席は、日本時間7日と8日にオバマ大統領と非公式の会談を行います。3月に就任した習主席の初めてのアメリカ訪問は、世界の注目を集めています。習主席がアメリカに到着する前の現場の報道をご覧ください。
司会:
現場の状況をお願いします。
蕭茗:
ここはカリフォルニア州パームスプリングズ近郊の保養施設です。習近平主席の到着後,ここでオバマ米大統領と非公式の会談が行われます。今回の会談は外界から広く注目され、会談に対する双方の焦りさえ感じさせられます。習氏の言葉を借りれば、米中両国は今、重要な岐路に立っており、「新型大国関係」構築の時期に来ています。
司会:
今回の会談の主な議題は?
蕭茗:
主な議題はいくつかあります。まずはサイバーセキュリティ問題で、エスカレートしている中国発のサイバー攻撃問題が主な話題になりそうです。次は北朝鮮問題。そしてアジア地域に対する戦力投射の面において、米中両国の間には今、潜在的に対抗が現れていますが、これについても話し合いが必要です。また、ケリー国務長官によると、人権問題も主な話題の1つです。
司会:
中国の指導者の外遊先にはいつも抗議者がつきもので、今回習氏も例外ではありません。現場の状況はいかがですか。
蕭茗:
ええ。今回最も目立つのはやはり法輪功学習者です。ここは保養施設の正門ですが、法輪功学習者らが横断幕を広げています。他の入口の所でもやはり横断幕が広げられています。彼らの主な訴えは「法輪功迫害の元凶を厳罰せよ」。つまり法輪功迫害の元凶江沢民、羅干、周永康らを法の下で裁くよう習氏に訴えています。注意すべき現象は現在、中国の人権迫害は世界から注目され始め、中国の人権迫害が自分とは関係ないと思わなくなっています。国際社会も気がついていますが、自国民の人権を尊重しない政権が、経済貿易の商業規則を守り、職業道徳等を尊重するのは不可能なのです。中共が典型的な例です。中国の人権問題をいうと、法輪功問題は避けて通れない話題です。習氏も同じ問題に直面しています。
司会:
ありがとうございました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/08/a910688.html(中国語)
(翻訳/杜 ナレーター/佐藤 映像編集/工)