【新唐人2013年07月02日付ニュース】香港がイギリスから中国に返還されて16年を迎えた7月1日、恒例の「7.1デモ」が行われました。悪天候の中、市民らは香港に対する共産党当局の政治介入に抗議し、梁振英行政長官の辞任を求めました。主催者側の発表によると、デモにはおよそ43万人が参加しました。
台風接近で悪天候の中、市民らは朝早くから出発地のヴィクトリアパークに集結。中には中国当局への抗議を訴える本土からの陳情者の姿もありました。
記者
今年のテーマは「人民の自主」「普通選挙」「中環を占拠」「蓄勢待発」「梁振英は辞任せよ」などです。
民間人権陣線の孔令瑜さんは、中国当局が様々な手口でデモを妨害しているものの、香港市民のデモ参加を止める事はできないとし、梁振英は必ず退陣しなければならないと強調します。
民間人権陣線招集者 孔令瑜さん
「梁振英が辞任しないと、抑圧は益々酷くなるでしょう。梁振英が辞任しないと、彼らは民間の声を消すのに使った様々な手口が有効的だと思うでしょう。だから梁振英は必ず辞任しないといけません。この法螺吹き政府を懲罰しないといけません」
午後2時40分にデモ隊が出発するとき、突然大雨が降り出しました。大雨の中、学生代表と労働者らを先頭に、“梁振英は辞任しろ”と書かれた大型横断幕を掲げて、デモ隊はゆっくりと大通りを行進しました。多くの市民は、梁氏は共産党の手先であり、“一国二制度”を破綻させたと非難し、梁氏の辞任を求めています。
デモ隊の中には香港の有名人の姿もありました。元政務司司長の陳方安生(ちんほうあんせい)氏や、民主党創始者李柱銘(マーチン・リー)氏、蘋果日報(アップルデイリー)の創業者・黎智英(れい ちえい)氏などもデモに参加。午後4時半ごろ、デモ隊の先頭がゴールのチャーターガーデンに到着。一部参加者は引き続き集会を行いました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/07/02/a923756.html (中国語)
(翻訳/杜 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)





















