【新唐人2010年9月24日付ニュース】最近、中国では強制立ち退きの被害者による、焼身自殺が絶えませんが、安徽(あんき)省でも再び同じ悲劇が発生しました。しかし、その真相は当局によって葬り去られようとしています。
16日の午前9時半、安徽省のある村で取り壊しが行われていた時、対象者の弟は、150メートル離れた所で焼身自殺しました。当局は「現場の消防隊員などがすぐに火を消して、病院に送った」と発表。
しかし、目撃者はネットに「役人は現場にいたが、誰も助けに行かなかった。村人が助けようとすると、警察は『ごみを燃やしている』といって、阻止した。その後送られた病院は、100キロ以上も離れていたので、途中で死んだ。遺体も引取れず、病院の近くで火葬された」と書き込みました。
ラジオ・フリー・アジアは、最近、地元警察に取材しました。
安徽省・甯国市警察
「その問題は、それは…外部に言えません」
記者
「なぜですか。彼は亡くなったのですか」
安徽省の地元警察
「この件はノーコメントです」
今月の10日、中国の中部に位置する江西(こうせい)省では、100名以上もの警官や役人が取り壊しをしているさなかに、家の持ち主が屋上で焼身自殺するショッキングな事件が起きています。わずか1週間後に、安徽省で再び同じような悲劇が発生しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
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