【新唐人2013年08月14付ニュース】香港の梁振英行政長官が11日午後、天水囲(ティンソイワイ)で開かれたフォーラムに参加した際、民主派の政党や民間団体の抗議に遭いました。会場の外にはマフィアらしき人々が大勢配置され、抗議者らと対峙し、殴る蹴るの暴力場面も見られました。梁長官は、最近広く注目されている林慧思先生事件について処理すると発言。香港立法会議員は、長官がこの事件を利用して言論の自由に対する抑圧を図っていると非難します。
「人民力量」、「社民連」、「民主党」など複数の民主派政党がフォーラム会場の外で抗議を行いました。梁長官は抗議者を避けて会場に入りましたが、会場内でも参加者の抗議に遭いました。
「人民力量」 譚得志氏
「これは偽りの言葉の技だ。正常な意思疎通ではない」
「社民連」 呉文遠副主席
「私の訴えは簡単です。貴方がいつ辞任するのか、陳茂波(発展局長)がいつ辞任するのか」
長官は朝早くから大勢の支持者やマフィアらしき人たちを会場の内外に配置。フォーラムでは、警察の法の執行を支持すると強調すると同時に、警察を批判した林慧思先生を非難し、教育局長に事件に関する報告書を提出してもらうと発言。しかし、たちまち会場の参加者から非難を浴びせられました。
香港立法会 陳偉業議員
「彼らはきっと様々な手口で、手段を選ばずに林先生を打撃し、押さえつけるでしょう。いかなる市民が立ち上がって、悪勢力や共産党の香港統治に抗議してはならないのです。これが背後にある目的です」
フォーラム終了後、社民連の呉(ご)副主席が長官の車列に折り畳みいすを投げつけたとして、手錠をかけられ連行されました。
また、ほかの抗議者らも入れ墨をしたマフィアらしき人たちの殴打に遭いました。
記者
「警察はなぜ彼らを逮捕しないのか?入れ墨が見えたでしょう。マフィアなのか、ごろつきなのか」
しかし、警察は暴力を振るった方を逃がし、抗議者らの怒りを招きました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/14/atext948985.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)





















