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中国 奇形児が激増――環境汚染と危険な食品

2010年10月05日

【新唐人2010年10月6日付ニュース】当局の発表によると、中国では毎年、80万から120万の奇形児が誕生。大部分は、亡くなるか、障害児となりますが、これについて専門家は、環境汚染や危険な食べ物が原因だろうと指摘しました。

中国では毎年、80万から120万の奇形児が誕生。30秒ごとに奇形児が1人生まれていることになります。そのうち、3割から4割は出生後に亡くなり、約4割が障害児となります。
 
医療関係者は、奇形児が多い点について、遺伝や環境が大きく関係すると指摘します。
 
北京婦幼保健院 潘迎さん
「遺伝と環境が影響します。環境汚染、食品汚染が奇形に影響しているといわれます」
 
妊娠3週から8週の時に、奇形が発生しやすい、つまり妊娠に気付いた時には、手遅れのケースが多いのです。そこで、予防のカギは妊娠前にあります。
 
北京婦幼保健院 潘迎さん
「奇形児の予防は3段階:まず、妊娠前の措置で健康な胎児を確保します。第2段階は妊娠期です。産前検査で分かった場合、妊娠をストップさせる。第3段階は出生後、早期発見、早期措置で障害を最低限に抑えます」
 
中国では、奇形児を産んだことのある家庭は3000万に上り、全国の家庭の1割です。先天性の心臓病が最も多く、毎年15万から20万の割合で心臓病の赤ちゃんが増えています。
 
新唐人がお送りしました。
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