【新唐人2013年09月23日付ニュース】9月2日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区第一人民病院敷地内の工事現場の足場が倒壊しました。当局は死者はおらず14人が負傷したと伝えていますが、地元の人々との間では約およそ80人が下敷きになり、20数人が救出されたとの情報が流れています。
ラジオ・フリー・アジア9月20日の報道では、70人から80人が下敷きになったと伝えられています。地元住民によると、救出されたのはわずか25人。また、死亡者数は40人に上るとの情報もあります。しかし、病院側は死者が出たことを否定しています。
カシュガル地区第一人民病院当直室
「負傷者はいますが、下敷きになった者はいません。負傷者は次々と退院しています」
一部地元住民によると、8人が死亡し20人以上が負傷。大部分は入院患者、医療関係者および訪問者であるとのことです。事故発生後の2日間、病院は外部の出入りを禁止。当局の警告後は死亡者数に関する情報は封鎖されました。
事故を目撃した病院の近くに住むウイグル族の住民は、多くの人が下敷きになったと証言しています。
記者
「9月2日、 人民病院工事現場の倒壊事故で、多くの人が下敷きに?」
地元民衆
「ええ。見ました」
記者
「下敷きになった人数は?」
地元民衆
「それはまだ分かりません」
中国の「亜心網」は、9月2日の夜8時半ごろ、カシュガル市で約6級の強風が吹き、カシュガル地区第一人民病院出口の建設現場に組まれた高さ約50mの足場が倒壊したと報じています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/09/21/atext970862.html (中国語)
(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)新疆 建築現場の足場倒壊 当局は死亡者数を隠ぺいか