【新唐人2013年12月2日付ニュース】強制臓器摘出に反対する医師組織( Doctors Against Forced Organ Harvesting、略称DAFOH)主催の中国共産党当局による臓器狩りに関するシンポジウムが香港立法会ビル内で開催されました。2010年にノーベル平和賞にノミネートされたカナダのデービッド・マタス弁護士も出席し、台湾と手を結んで臓器狩りの阻止に声を上げるよう呼びかけました。
カナダから招かれた国際人権派弁護士マタス氏は、法輪功学習者に対する臓器狩りは世界的な問題であり、香港は台湾と手を組んでこの悪行を阻止すべきだと強調。死刑執行数が減少しているのに臓器移植の数は下がっていないと指摘します。
カナダ人権弁護士 デービッド・マタス氏
「移植件数は変わっていません。良心の囚人からの臓器は主に法輪功学習者からで、これは上昇しています、これは悪いニュースです」
民主派議員らは、今回立法会でシンポジウムを開催したことは重大な意義があると述べます。
香港立法会 梁國雄議員
「この議会にも生体臓器狩りや刑事犯、死刑囚の臓器利用に反対する議員がいることをわかってもらえるでしょう」
香港立法会 何俊仁議員
「9割の不法臓器摘出が大陸で行なわれており、当局の政策の一部なのです。これは残虐な人道に対する罪で、法輪功学習者などの多くの良心の囚人が犠牲になっています」
強制臓器摘出に反対する医師組織のアジア地区法律顧問を務める朱婉琪(しゅえんき)弁護士は、香港議会も台湾のように中国の臓器狩りを譴責する議案を提出することを提案。李卓人議員も前向きに考慮したいと表明しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/30/a1014183.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)